投稿日:2019/08/20
更新日:2024/01/26
追記:
WebPや高速化プラン用のプラグインだけ導入することは、プランのすみわけ的にNGなので、WebPを希望された場合は高速化プランへの変更を検討してもらってください。
イレギュラーな場合はプランニングに相談してください。
サイト表示速度が遅いから改善してくれ
と言われたら検討する内容をここに記す。ここではWordPressサイトのケースを取り上げる。
一部プラグインでの対応は、サーバーのPHPバージョンによって出来る出来ないがあるので見極めが必要。 計測サイトはPageSpeed Insightsとする。
改善ポイント
- 画像圧縮、フォーマット
- 外部コンテンツの削除
- 適切なサイズの画像
- レンダリングを妨げるリソースの除外
1. 画像圧縮、フォーマット
特にフォーマット対策は一番効果がある。 画像圧縮はtinypngなどを使って圧縮。本当はプラグインEWWW Image Optimizerなどを使って自動で圧縮させたいが、有料なので基本不可。 フォーマットとはモバイルスコアにて、Webpに対応させること。
プラグインWebP Expressで対応できるが、PHP5.4以上必須のためRookサーバー案件(PHP5.3)では対応できない点に注意。
2. 外部コンテンツの削除
主にGoogle Webフォント、GoogleMap、Facebook Page Pluginなど。全部削ると20~30ほどあがるが、
スコアのためにコンテンツを削ることは本末転倒なのでおすすめできない。 Webフォントは無くても困らないので了承を得て削ろう。
3. 適切なサイズの画像
画像圧縮とはまた別。サムネイル部分にオリジナルサイズの画像が使われてたりするケースがあるので、ここを見直す。
4. レンダリングを妨げるリソースの除外
これはケースバイケースだが、スライドショーが引っかかる場合がある。画像サイズ特定⇒スライド処理が必要なため、実行順序としてはかなり遅くなる。
改善ポイントとして上がるがあまり効果がないもの
- コンテンツ圧縮
HTML、CSS、JSの圧縮のことをさすが、EPRESSではCSS、JSに関して圧縮されている。
これ以上の圧縮は可読性、更新性を損なう割にスコアに影響が無いため対応すべきではない。 - 画像の遅延ロード
いわゆるLazy Load。プラグインで対応できるが、意外にスコアに影響がない。 - キャッシュ対応
PHPの稼働時間はあまり見られてないようで、キャッシュによる静的HTMLを返してもスコアにはあまり影響がない。
一応、対応出来ることはしました感を出すためにプラグイン導入するのも手。