投稿日:2017/08/01
“Chrome Loggerは、サーバサイドアプリケーションでの出力ログをChromeのDeveloper ToolsにあるConsoleパネルから見られるようにしてくれる、ちょっと変わり種のツールです。
http://tech.respect-pal.jp/debug-profiling-on-php/“
つまりphpでデバックするときに使うvar_dumpの結果をブラウザの表に出さずにコンソールログに表示できるというツールです。
本番サイトでエラーがでたときに納品済みのものでvar_dump使えない状況に
役に立つものです。
実際にそういう場面にあたったのですが、このツールのことを忘れていて
var_dumpをちょこちょこ使っていた愚か者です。
営業さんから連絡がきてしまいました。(山口さんすみません…)
二度とこういうことがないようにと備忘録として書きます。
(以前書いた気がするのですが記事がなかったようなので)
設定
http://tech.respect-pal.jp/debug-profiling-on-php/
↑こちらを見ていただければ設定はできると思います。
- Chrome Web StoreからChromeのExtensionを導入する
- PHPの場合は https://github.com/ccampbell/chromephp にライブラリが置いてあるので、「ChromePhp.php」をダウンロードしてincludeする、もしくはComposerで導入
Chrome Web StoreからChromeのExtensionを導入していて
https://github.com/ccampbell/chromephpからライブラリを降ろしている前提で話を進めます。
chromephp-masterをepress配下に設置
__setting.phpに以下記述
require_once ABSPATH . 'wp-content/themes/epress/chromephp-master/ChromePhp.php';
これで使えるようになっています。
実践
(例)
front-page.php
<?php
session_start();
if (empty($_SESSION ['count' ])) {
$_SESSION ['count' ] = 1;
} else {
$_SESSION ['count' ]++;
}
ChromePhp::log($_SESSION);
?>
実際のページにいき
Chrome Loggerのボタンがブラウザの右に表示されているので、
ここを1回クリックしてOnの状態(アイコンが黒から青くなります)にしておきます。
そしてリロード。
以下のように表示されています。
いざというとき使用してみてください。